箱根の山は天下の険
先週16日の水曜、私は会社を休み、静岡の友人を訪ねることになりました。
が、、、
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【愛車故障】もう、散々【またしても!?】
焼津を目指して愛車・RX-7で颯爽と飛び出した私ではありますが、
某Y市を出る前にエンジンが突然停止。しかも掛からない。その上、交差点の真中…。
呼びました、前オーナーのM氏(感謝!!)。泣きながら。
結局、直結してもらって最寄のスタンドまで何とか運び込み、
バッテリー上がりということで、充電をしてもらいました。
充電完了が16時。この時点で諦めればいいのに、また焼津を目指して再出発。
…男、否、漢です。
焼津を目指し愛車・RX-7で颯爽と再出発(電力不足の為、音楽なし、エアコンなし)した私ではありますが、
無事に茅ケ崎を過ぎ、小田原を通過し、天下の険・箱根へと差しかかりました。
峠の最高地点を無事に上り終え、道が下りに変わって数分、
「バボン、ベボン、ボコボコ…」。エンジンから怪しげな音が…。
そうして走り続けること暫く、遂にエンジンがその鼓動を止めました。
ありがとう、RX-7。僕らに夢をありがとう…。
…ヽ(`Д´)ノウワァァァン
箱根の山の上で動かなくなってしまった愛車・RX-7。
泣いてばかりもいられない、何とかしなければなりません。
最早、M氏の助けは期待できません(電話も繋がらないし)。
が、幸いにして道は下り。エンジンを切っても惰性で何とか進んでくれます。
のろのろ、のろのろ。全くスピード出ないRX-7。
ハザードも光らない為、後続車が来るたびに、「先に行け」と窓から手を振り回す私。
地球重力のみに頼った、エコロジカルなドキドキドライブの始まりです。
恐ろしいまでの低燃費走行を続けるRX-7と私の二人三脚も、終わりを迎える時が近づいていました。
勘のいい方ならば既にお気付きかもしれません。
そうです、箱根を下り切り、道路の傾斜がなくなってしまうその時、
万有引力の法則に従い、RX-7はその動きを止めてしまうことでしょう。
ニュートンのばか(←八つ当り)。
その瞬間を迎える前に、何とかしなければなりません。
何とか…。
傾斜がなくなってしまう前に、ガソリンスタンドが見つかったのは
僥倖としか言い様がありません。偉いぞ、出光。
スタンドのにーちゃんに泣きつき、2軒隣にある修理工場(閉店後)に走って貰いました。
人が残っていてくれれば…居ました!
知らせを受け、修理士がやってきました。
持参したバッテリーを繋ぎ、RX-7のエンジンが生き返りました!
その後、工場へと車を運び込み、週末に取りに来る、ということで修理を依頼し、預かって貰うことになりました。
時刻は既に19時を回っています。焼津に行くと今日中には帰れないことでしょう。
仕方なく、今日は出直すことにしました。
…今日の休みは何だったんだーーっ。
ウエエン・゚・(ノД`)・゚・。
…帰りは三島から東海道線(悔しいのでグリーン車)です。
22時着だとか。
…虚しいよ、ママン。
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以上。
当日、友人に宛てた報告書からでした。
危機管理は大切、というお話。
いや寧ろ「
車に乗るときは覚悟が必要」というお話。
でわ。
平成十六年六月二十三日(水) 10:00 猫目猫足
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